入れ歯治療
こんなお悩みありませんか?
- 異物感がある
- 食べ物を満足に噛めない
- 痛みがある
- 食べ物を噛むと外れやすい
- 入れ歯が合っていない
- 見た目が良くない
- 唇の横が荒れやすい
- 入れ歯の裏に食べ物が溜まりやすい
- 喋りにくい
- 舌や頬を噛みやすくなった
入れ歯治療とは?
入れ歯治療には、大きく分けて総入れ歯と部分入れ歯の2種類があります。
お口の中の大部分の歯を失っている患者様の場合は総入れ歯をお作りし、健康な歯が残っている方の場合は部分入れ歯となります。
若い人の場合は「入れ歯を入れるのは恥ずかしい」「歯が1本くらい無くなっても入れ歯を作る必要はない」と考える方もいらっしゃいます。
しかし、歯を1本でも失えば数年後には歯が傾き、かみ合わせに悪影響を及ぼすことになります。
歯並びが悪化したとしても、矯正をしなければ元に戻ることはありません。
そのため、入れ歯で安定して食べ物を噛める状態を維持するのは重要なことだといえます。
「入れ歯は高齢者が使用するもの」といったイメージがある方もいらっしゃいますが、実際には30~40代で入れ歯を使用している方は60万人ほどいることが明らかになっています。
早期に歯を失った方の場合は、20代から入れ歯を使用している方もいます。
初めて入れ歯を使用する平均年齢は45~49歳といったデータもあるため、「入れ歯は恥ずかしい」といった先入観は持つ必要はありません。
天然歯と同様の噛み応えを実現できるインプラントが選択肢の1つとして広く浸透しましたが、細菌感染や治療を適用できない疾患などもあります。
インプラントの治療期間は4~13ヵ月ほどかかることが一般的であるため、メリットやデメリットを踏まえたうえで選択されることをおすすめしております。
歯を失ったままにするリスク
歯を失ったままにすると、残っている歯が倒れ込みやすくなり、歯並びやかみ合わせが悪くなってしまうことがデメリットです。
十分に食べ物を噛めなければ、胃腸に負担がかかりやすくなり、内科的疾患に悩まされることもあるでしょう。
ご高齢の方の場合は、十分に噛み切れないまま飲み込むことで、窒息のリスクもあるため注意が必要です。
女性では、食物繊維が豊富な食材を噛み切りづらくなることから、便秘になる傾向もあります。
また、噛む力が弱まると、認知症を発症するリスクが高まることが報告されています。
認知症になる原因として、十分に噛めないことで脳への刺激が少なくなったり栄養の偏りから脳の認知機能が低下したりすることが理由として挙げられています。
「歯がなくても、これまで通り食事できるから問題ない」と考える方もいらっしゃいますが、歯を一本失うことで、周囲の歯には大きな影響を与えるため注意が必要です。
かみ合わせが悪くなると顎関節症を発症しやすくなり発音しにくくなるなど、日常生活にも影響を及ぼす可能性があります。
転倒や事故などの衝撃によって歯を失った際などにも、そのまま放置せずに歯科医院へ受診するようにしましょう。
入れ歯治療のメリット
入れ歯治療をすることで健康な歯に負担をかけず、噛む力を維持しやすいことがメリットとして挙げられます。
噛む力を維持できることで、食べ物を十分に咀嚼できるようになり、胃腸への負担も軽減できます。
歯が抜けたままの状態にすると息が漏れることで活舌が悪くなってしまいますが、入れ歯治療をすれば以前のようにおしゃべりを楽しめるでしょう。
また、歯を失ったままの状態にすると老けた印象を与えてしまうこともありますが、入れ歯を入れることでお顔の印象を変えずに治療を行えます。
また、1年近く治療期間がかかるインプラントとは異なり、入れ歯治療は短期間で治療を完了できることが強みです。
保険診療で入れ歯を作る場合は、最長でも1ヵ月程度となっています。
そのため、失った歯を早期に補完したいと考える方に入れ歯はおすすめです。
入れ歯は簡単に取り外しできるため、清掃も手軽に行えます。
入れ歯を清潔に保つことで、快適な装着感を維持しやすくなり、劣化を防げるなどのメリットもあります。
入れ歯をお手入れする際には、入れ歯専用の洗浄剤や歯ブラシなどを準備するようにしましょう。
インプラントのような外科的処置がないため、細菌感染などを心配する必要もありません。
そのため、高齢の方でも安心して入れ歯を作れることがメリットです。
保険と自費の治療の違い
保険診療の入れ歯の場合、自費治療と比較すると安価で仕上がりが早いことが特徴です。
ただし、保険診療の部分入れ歯の場合は金属のばねで固定することから、金属部分が目立つケースがあり、両側の健康な歯に負担をかけることもあります。
保険診療の総入れ歯では強度を出すために床の部分を分厚くする必要があるため、「食べ物の温度や味を感じにくい」と感じる患者様もいらっしゃいます。
当院では、自由診療でシリコーンデンチャー、ノンクラスプデンチャー、金属床など、幅広い素材から患者様のご要望に合わせた入れ歯を作製することが可能です。
シリコーンデンチャーは歯茎に接する面が柔らかいシリコーン素材を内張りしているため、吸着性が高いことがメリットです。
金属を使用した入れ歯ではないため、金属アレルギーがある方も安心して装着して頂けます。
また、シリコーン素材は柔軟性があるため、入れ歯を着用した際の不快感も軽減できることが特徴です。
「入れ歯を入れると痛みがある」といったお悩みを抱えている患者様には、快適な付け心地を体感して頂けるシリコーンデンチャーをおすすめしております。
ノンクラスプデンチャーは金属ばねを使用せず、歯茎に似た色の樹脂で人工歯を固定する部分入れ歯です。
従来の部分入れ歯は金属のばねを使用する必要があり、笑ったときや話したときなどに金属のばねが目立ちやすいことがデメリットでした。
ノンクラスプデンチャーなら、審美性を保ったまま快適な付け心地を実感して頂けます。
フィット感が高い入れ歯であるため、入れ歯のがたつきが気になる方や部分入れ歯を入れた際の金属のばねが気になる方におすすめの入れ歯です。
金属床の入れ歯はメタルプレート義歯とも呼ばれ、薄く細い義歯であることが特徴です。
金属製であることから食べ物の温度が伝わりやすく、「食事の楽しさ・美味しさ」を実感して頂けることがメリットです。
また、金属床の入れ歯ならプラスチック製よりも丈夫であるため、落とした際にも破損しづらい入れ歯であることが特徴です。
当院の入れ歯治療の特徴
当院では、義歯治療を得意とする院長が患者様の治療を担当いたします。
患者様のライフスタイルやご要望を丁寧にお伺いしたうえで、耐久性と審美性に優れた義歯を製作しております。
新規作成だけではなく、既存義歯を使用していて不具合を感じている患者様の義歯の調整も行っております。
他院で作製された義歯の調整を行うことも可能ですので、お気軽にご相談ください。
患者様のQOLを向上させる入れ歯治療を行うことをモットーとしております。
当院で可能な治療
当院の入れ歯治療は、保険診療と自由診療を行っております。
患者様のご要望に合わせて、保険診療や自由診療のメリット・デメリットも具体的に説明させて頂いたうえで、最適な治療法をご提案いたします。
治療の流れ
入れ歯を作製する際には、カウンセリングを行ったうえでお口や顎の状態をチェックいたします。
むし歯や歯周病がある患者様の場合は、入れ歯を製作する前に治療を行う必要があります。
部分入れ歯の場合は、入れ歯の金具をひっかけるための溝を両隣の歯に作る必要があります。
型取りを1~2回行い入れ歯を設計し、部分入れ歯が作製できたら実際に装着して頂き、装着感に問題がないかを確かめます。
痛みや違和感を覚える場合は微調整を行い、フィット感のある入れ歯を作製いたします。
最終調整後にもご要望がある場合は、調整を行うことが可能です。
費用について
保険診療の場合は部分入れ歯で5,000円、総入れ歯で15,000円ほどが相場となります。
自費診療では、全額負担となるため200,000~400,000円前後かかるケースもあります。
費用の詳細は、お気軽にお問い合わせください。